短編

□性別変化!それは…、最高!
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「なんでもあり、いい響きよね善吉」

「そうだな。でも、女の子になったんだから、少しは自重しろよ天竜?」

「天竜?誰よそれ、私は天奈ちゃんだぞ♪」

「・・・・・////」

いま、何が起きているかを説明しよう
俺の名前は人吉善吉、知っている人は知ってるだろう。今回、俺の幼なじみ白斗天竜が女になった。何をバかなことを言ているのだろうと思うがほんとだ。
しかも不思議なことに俺には天竜が男である記憶がある。だが、周りは天竜が天竜ではなく天奈として生きていることになっているらしい、そして俺にも天竜としての記憶と天奈としての記憶がある。

「おい!善吉!私の話聞いてる?」

「んぁ?って、近い近い近い!近い!///」

俺が考えている時に天奈は何かを言っていたのか、聞いてなかった俺の顔に顔を近づけてきた。まさにあと数センチで、その、あの、キ、キスしそうなくらいに///

「たく、聞いてよ!私が高らかに今後の生活について語っているのよ」モミモミ

「胸を揉むな!」

こいつについても説明しよう
名前は白斗天奈、髪型はショートヘアー、身長は俺の肩まで、綺麗と言うよりは可愛いに入る。テンションは天竜と同じ、いや上がっている。
今は天奈だが天竜としての記憶も混ざっているため女になっても女が好きらしい、その前に天奈自身が元から女好きと記憶しているので、扱いは天竜と変わらない、天奈としての記憶のほうが濃かったのか口調は女の子だ
だが、俺の一番の悩みは天竜としての記憶あり、天奈としての記憶もある。だが、この世界の俺は天奈に惚れてるらしい、すごい複雑だ。

「やっぱさ、せっかく女になったじゃん?もがなちゃんと…、グフグフ、ガハッ!」

「想像で鼻血だした!大丈夫か!?天奈?」

「うふふ、最高」

鼻血を出して気絶する天奈
ティッシュで鼻血を拭き、嬉しそうに横たわる天奈の顔を見るとつい意識してしまう
今、場所は生徒会室、現在二人

「(ヤバい!こいつは天竜だ!あの変態だ!まぁ今も変態だけど…、でも)」

チラッ、と天奈を見る

「(か、かわいい!)」

口を押さえもがく善吉、人が見れば天竜並みの変態だ。そんな時に

「何をやっているんだい君は?」

「ハッ!あ、阿久根先輩!いつから!?」

「さっきだよ、君がもがいてるから声をかけていいのか迷ってね」

「そうですか、ありがとうございます」

「で、君はな、に…、なんだあの可愛さは!」

阿久根は見つけてしまった。天奈を

「ああ、天奈さんなんて麗しいだ」

そうだ、この世界の阿久根さんは天奈に惚れてるんだ。阿久根は寝ている天奈に顔を近づけようとした。当然ほっとく訳もなく

「阿久根先輩何やってるんでしょうか?」

「見てわからないとはな、眠れる姫に目覚めのキスをね」

「はぁ?あんた頭おかしいんじゃないんですから?」

「なんだと?」「なんだよ?」

善吉と阿久根が争っていると生徒会室の扉が開いた。

「ん?何をしてるんですか?二人とも」

「喜界島、この人が「もがなちゃん!私とイチャイチャしよう!」どわぁ!」

「もがなちゃん!もがなちゃん!私ね、もがなちゃんが来るまでいい子にしてたよ♪」

「天奈ちゃんはえらいね」ナデナデ

「ふふ、グフフ」

「おい、いらん笑いが混じってるぞ」

「『ハロー、天奈ちゃんコミック買って来たよ』」

「さすがね禊、私が今週号を見てないの知っているとは」

「『当たり前だよ、好きな女の子に気に入られたいからね』」

「って、エロ本渡すな!てかなんで二人ともドヤ顔!?」

喜界島、球磨川が来たことで目覚めた。天奈、喋りはしないが阿久根はショックを受けていた。
みんな揃ったが肝心な会長がいない

「人吉君、めだかさんは?」

「めだかちゃん?」

「『めだかちゃん?なにを言っているんだい善吉君』」

「は?」

天竜が天奈に変わったことで頭がこんがらがっていた善吉は何か重要なことを忘れていることに気づく

「さーてと、めだかが来る前にずらかろっと」

思い出した。天竜が天奈になっているのだ。当然"あいつ"もそれ相当の耐用をしてくる。

「待て!天奈」

「ほえ?」

すでに遅し、扉が開かれた。そこには黒い長髪を靡かせ、俺と変わらない身長、その男は天奈を抱きしめる

「フッ、天奈よ私の胸に飛び込んでくるとはな」

「にゃぁぁー!変態男!」

「さぁ、愛を育み、可愛い子を産もう」

「無理無理無理!拒絶反応×2!この企画取り消し!善吉!作者!助けて!」

「フフ、かわいい奴だなお前は」

「にゃぁぁぁぁー!」

「えー、どうでしたか?この企画?文才のない作者に替わってすいません」

物語だけでも楽しんでください

「では、さようなら」

じゃんけん、ぽん!うふふ

「助けてー!」

「助けてやれよ、善吉、あれでも一応俺だぞ?」

「なんで居んだよ!天竜!」

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