ハーレムを作る!だから結婚してください!い や、お前のことじゃねーよ、めだか

□甲子園が俺を待っている!
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「ルールは阿久根方式な!阿久根クンに十本取られるまでに一本でも取れたら人吉クンの勝ち!ええな?」

ん?これはこれは読者の皆さん、こっちにおいでなさい邪魔になるからな
え?誰だって?俺はハーレム王天竜だ!
どうでもいいけど高貴先輩と人吉クンが試合するらしい、え?なんで人吉善吉だけ名字なのかって?絶交したからね!

「フン、尻尾巻いて逃げなかったことだけは誉めてやろう」

「なんですか、逃げてよかったんですか?」

ハッキリ言って巻き込まれたくないんではしっこに居るです。はい

「な、城南?」

「そうだな!」

「声でけぇよ…」

「逃げる?そんなのアリなわけがなかろうが」

天竜達は端で体育座りをしているなか先ほどの善吉のセリフにめだかがまた凜っ、って鳴るセリフを言ってきた。

「誰からの相談でも、誰からの挑戦でも受け付ける!如何な内容でも、如何な条件でも!如何な困難でも、如何な理不尽でも享受する!それが箱庭学園生徒会だ!!」

「なに読んでんすか?」

「エロ本だ、エロ本!スポーツする女子のハーレム物」

「人吉善吉、私は貴様に負けるなとは言わん
しかし、逃げることは許さんぞ!!それと」

めだかはすたすたとはや歩きで天竜の方へ

「ヤバイッス!マジでヤバイッス!」

「貴様は俺の同志だ!続編貸すヨ」

「よっしゃぁぁ!期待していい、ヒィッ!」

「あァ!どうした?どう、し、めだかさん」

顔を上げれば地獄、それはそれは笑顔のめだかがいましたとさ

「「ああァァァァァァァァー!」」

「ま、ええ、この勝負が終わる頃には生徒会庶務はこちらのプリンスに人吉クンはウチのもんになんねんから!」

「うんじゃあ、始め!」

さーあ、始まりました!柔道、阿久根方式十本対一本勝負、司会進行を勤めさせてもらうのは!白い北斗に天の竜、白斗天竜です(カメラ目線カメラなんか無いけど)
そして解説はこの人!黒い神はハーレムクラッシュ!その正体はただのめだか!黒神めだか!
どうも黒神めだかだ
いやー、始まりましたね
始まったな
と言うよりこの間は始まって何秒経たんでしょうか?
知らん!凜っ

「(抑えろ俺、今はツッコミは封印だ、だから!)一気に決めるぜ!」

先手必勝ー!人吉選手は一気に決めるようだ!
阿久根二年生は十本、対して善吉は一本、この場合十本と言うハンデを有効活用した方がいいだろう

突っ込んだ善吉を阿久根は軽く投げ飛ばす、十本とは言え阿久根は柔道部さらに特待生、対して善吉は初心者に近いだろう、実力は目に見えてた。

「綺麗な一本やな〜、ホンマ天才的でつまらん柔道や」

実況をしていた天竜とめだかの横で鍋島はボソッとつぶやいた。それを聞こえない二人ではない、実況を止めた

「天才が嫌いなようだな、鍋島三年生」

「うん嫌いやで、大嫌いや黒神ちゃんのことも阿久根クンのこともな」

「クソ!俺がもっとバカだったら!天才は辛いぜ」

「天竜は好きやで」

「嬉しいけど悲しい!」

「む、帰ったら勉強だ」

「ノーン!」

「ま、黒神ちゃんには阿久根クンをやる、ウチにはいらんは、やから人吉クンくれや
取り替えっこしよーや」

「ふむ、安心しろ鍋島三年生」

めだかは鍋島と話しながら試合を観てた。なんで倒されても立ち上がる。

「天才などいない」

これを観て天才だの凡人だの関係なかった
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