短編

□とあるトイレ地獄
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これは黒崎 神が魔術だのインデックスだのに会う前、つまり夏休みが始まる前のお話

「黒崎ちゃん」

「ん?」

昼間の事である。教師である子萌のクラスには問題があった。
そお、このクラスには四バカ(スクエアゾーン)と言うのが存在する。事ある毎に女性にフラグを建てる。黒崎 神
不幸だと偽り変態行為を行う。上条 当麻
ストライクゾーンは義妹。土御門 元春
喋るように変態発言、名前は誰も知らない。青髪ピアス
この四人は、現在食事中
だが、黒崎の弁当はない。理由は簡単だ。朝、登校中にビリビリ中学生に遭遇し逃げる途中でこけ、地面にぶちまけたのである。そしてガチ泣き

そして今、土御門元春の特性舞夏弁当を奪いにかかっていた。

「何?先生、今現在私目は舞夏の弁当を食おうと思っていますが」

「くっ!あっち行け!舞夏の弁当は俺だけのだ!」

「口癖忘れてるぞ土御門」

「いいじゃんかよ〜、舞夏だってみんなで食べた方がうまいっていってたよ。アニキ、みんなで食べよ」

「舞夏はそんな声ではなぁぁぁぁぁぁい!」

「と言うよりそんな義妹居たら見てみたいで、逆に萌えるがな!」

「お前どんな趣味してんだ!シンプルに怖いは!」

「とにかくいいじゃん!俺無いんだし!て言うかもともとあのビリ中に逢わなかったらこんな事には……ぶつぶつ」

「あーあ、泣き出しとるで」

「あれ?私の存在忘れてません?黒崎ちゃん!そんな黒崎ちゃんにはこれをあげます」

子萌から出された物は弁当だった

「うおぉぉぉぉー!子萌先生の手作り弁当や!」

「朝ですね、職員室から外を見てたら黒崎ちゃんが泣きなが登校してたもんですから、お弁当をぶちまけたのかなと思いまして」

「先生はエスパーですか?よかったな神」

黒崎 神は焦っていた。黒崎にとって子萌は保護者にあたる。血は繋がってないがそれなりの信頼関係は持っている。だから言えることがある。月詠子萌は料理が不味いのである。黒崎が料理がうまいのもこれが理由なのである。

「いや、いやいや!先生な作ってもらったのは嬉しいけど、俺には舞夏の弁当があるから」

「悪いが全て食べさせてもらったにゃ〜」

「・・・・・・・」

「はい、早く食べてください。昼休憩終わっちゃいますよ」

渡すだけ渡して子萌は去っていった

「なぁなぁ、黒やん。一口一口でいいからワイにも」

閃いた!子萌の為な全部食うのはあるが一口で多分トイレ行き、ならば!

「みんなで食べた方がうまいよな」

「神や!神が居るで!黒やん先生!」

「子萌先生の弁当なんて滅多に食べれんぜ」

「上条さん的にこいつの爽やか笑顔に不幸しか感じないが…」

ちょうど玉子焼きが四個あった。一つ一つ持って

「「「「いただきます」」」」

口に運んだ

これが地獄の始まりだ
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