あの時の後悔

□萩に到着!
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萩の入り口まで来たところで銀時は全員を呼んだ。
そして門の近くの草むらに隠れると大きな門とそのそばにいる門番を遠目で見ていた。
「いいか、お前ら離れるなよ」
それだけ言うと銀時は、門をまた見ていた。
「オイ…入らねぇのか?」
土方は銀時に声をかけていた。
「…今門の側に幕府の狗がいるからなぁ〜近くに行くのは危ないよ?…それにお前らにもいい例になるだろうからな」
(幕府の狗…だと?アイツは何でそんなことを言ってやがる)
(旦那、アンタは幕府が嫌いなんですかィ?)
(万事屋〜おれらのことをこんなにも考えてくれるなんて〜)
…ちなみに近藤だけが全く違うことを考えている。
すると銀時が言っていたように、二人組の男が何かを差し出していた。
その声が聞こえてくる。
「…おいそこの門番、俺たちを入れろ」
「申し訳ありませんが、身分証明を出来るものを出して貰わなくては入れることは出来ない」
「ではこれでよいだろ!」
そう言って二人組の男は何かを差し出していた。
その様子を見て銀時は笑っている。
「ハハハ…バカだな〜アイツら…よく見とけよ?おめぇら…新八は見ない方が良いかも知れねぇけどな」
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