短編2

□雪を愛でる
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チラチラと雪が降りだした





「銀ちゃん!雪アル!」

ここは万事屋。
冬も深まる今日この頃、江戸では雪が降っていた。
普段あまり降らないこともあり、外は雪遊びをする子供たちで賑わっている。
そんななか、神楽も雪を見てテンションが上がっていた。
どうしても出かけたいという神楽に勝てなくて、銀時はしぶしぶ外へ。
そして
何故か吉原に行くことになった。
理由は一つ。
月詠と晴太を連れて、雪遊びに行こう。
というわけだ。



吉原
昔と違い、女を縛り付ける掟がなくなり、今では日の昇る場所だ。
ただ、地上とは違い、地上の法が通じないこともあり、色々な訳ありな人間がいる。
そんな吉原の治安を守るのが自警団百華というわけだ。
そのなかでリーダー的な存在なのが月詠である。
とまぁ
説明はこんくらいにして。
万事屋一行は晴太と月詠を連れて、とある丘に来ていた。
そこには人が来ていないようで、一面が銀世界になっていた。

「月詠姉!すっげぇ綺麗だよ!」

「雪だるま作るアル!」







 
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