Kuroko

□図書館で
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久しぶりに部活がオフだった黒子は前に見つけた本を図書館に借りに来ていたのだが、お目当ての本は少し高いところに置いてありあと少しなのに届かない。
「あ、あと少しっ・・・!」

ヒョイッ

「え・・・?緑間くん?」
うしろにはここにいないはずの緑間が立っていた。
「なんだ?この本が取りたかったのだろう?違うのか?」
「あ・・・ありがとうございます・・・。」
「なぜ不満そうな顔をしている?」
「別にしてません。」
「ではなぜ頬がふくれているのだよ。」
「見間違いです。」
「はぁ・・・。どうせ手が届かんのが気に入らないのだろう?」
「・・・」
「図星だな?」
「違います。ただ少しでかくて邪魔だなぁと。」
「なんだと?!」
「だってホントじゃないですか。」
「小さいよりマシなのだよ。」
「・・・喧嘩うってるんですか?(怒」
「ふん。だが・・・・お前はそのままでいい。」
「なんでですか?(怒」
「こうして高いところのものを俺がとってやれるからな。」
「!?」
「どうしたのだ?」
「何でもありません。ではまた部活で・・・」
一刻も早く立ち去りたい・・・!
「おい、ちょっと待て顔が赤いぞ。熱があるかもしれん。」
ペタッ(おでこを触る
ビクッ
「だ、大丈夫です!!」バッ
「あ、黒子待て!!」





緑間くんはなぜ無意識にさらりとあんなこと言うんでしょうか・・・。

































ズルイですよ。

僕、期待してしまうじゃないですか。






>反省。
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