その他銀魂CP
□浮気性な彼でも君が好き
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その事件は、ドSな男の何気ない一言から始まった。
「そういえばバカ杉ってプレイボーイだよね」
「………………は?」
突然、そんな事を言われて驚かない者はいないだろう。
だが淡々と、山崎退、通称ザッキーは高杉に告げた。
「だってすでに沖田さんとくっついてるっていうのにさ……」
「あぁ、俺は総悟一筋だが」
「ホラ、高土とかさ、高桂、高威まで………、
随分浮気してるんだね」
爽やかオーラでそう告げるザッキー。
彼は気づいていた。
高杉と、自分の近くに、高杉の恋人、沖田総悟がいたことに。
ガシッ!!!
「違うからッ!!!」
無言で恋人を蹴り出す総悟。
高杉は苦し紛れに叫ぶ。
「違うってそおごッ、痛ッ!!そこ痛ッ!!!
あのな、それはザッキーが二次創作を読み過ぎているからでッ、俺はあくまでお前一筋ッ!!……グフッ、王道は高沖だからな俺の中ではッ!!!………ぇ、お前の心は悪魔かって?総悟それってダジャレ?あくまと悪魔掛けた?
痛い痛い痛い痛いッ、ごめんふざけ過ぎました、とにもかくにもザッキーが………………
何?人のせいにすんなって?そんなこと言ってない!?総悟声小さくて聞こえなッ、…痛いからマジそこ蹴んなッ!!!!つかザッキーも見てねーで早く助けろオオォオオ!!!!!!」