SLAM DUNK

□第0ゲーム
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「ごめんなさい。桜木君。あたしバスケット部の小田君が好きなの。」

ズッコーーン!!

「「「「おおっ!!」」」」

和光中学校

ここである一人の男子生徒が歴史的記録を残した。

「おめでとう花道!!中学三年間でついにゴメンなさい50人達成!!ふられつづけて50人!!」

「この快記録はだれにもやぶれねーぜ!!」

「これで心おきなく卒業できるな!!」

その男子生徒の名前は桜木花道。
赤い髪の毛をリーゼントにしている。
いわば不良だ。

その回りをはしゃぎ回るのは花道の友人の
水戸洋平、大楠雄二、高宮望、野間忠一郎だ
彼らは桜木軍団と呼ばれる5人組だ。

「てめーら」
花道は洋平達を睨んだ。

「うっ…!!」

ギクッ!!

ゴスッゴスッ!!
花道が四人に頭突きをくらわせる。

「悪のりがすぎたか…。」

「八つ当たりはよせ!!」

四人はおでこにたんこぶを作り倒れていた。



すると



『お前ら何やってんの...』

少し呆れ気味の声が聞こえてきた
聞こえてきた声に、四人は嬉しそうに、花道は顔を青くして校門を見た

そこに立ってたのは、中学の制服ではない他の制服に身を包んだ女子生徒だった
腕を組み、呆れた様子で花道たちを見ている

「「「「なぎささん!!!」」」」
四人は顔を綻ばせる

「お、お前…なんで…!?」
花道は女子生徒ーーなぎさを指さす

『なんだよ、あたしが来ちゃワリーかよ』
「いや、そうは言ってねーけど…!!」
タジタジの花道
なぎさはグイグイ顔を近づける
花道の顔が途端に赤くなる




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