Our HEART BEAT ☆
□1:突然すぎた
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ある日の朝練後の更衣室での会話
福井「なぁ、アツシ」
紫原「なぁに〜?」
福井「アツシってさ、中学のころ彼女いたの?」
劉「あ、それオレも気になるアル!」
氷室「オレもアツシの恋バナ聞いたことないなぁ」
紫原「え〜、オレそうゆう話めんどい」
福井「じゃ、いないのか?」
紫原「そんなわけないじゃん。」
劉「ならいたアルか!?」
紫原「うん。てか今も」
氷室「え?中学のころからずっと??」
紫原「うん。」
福井「え!?中学のころから今も!?」
紫原「うん。」
異常に驚く福井に
てか、今そう言ったばっかじゃん。と付け足した
劉「てことは今は遠距離アルか?」
氷室「え?遠距離!?アツシできるの??」
福井「おれ、まさかのアツシに負けた・・・」
好き勝手に言いまくる三人に
紫原は軽いチョップをくだした
紫原「はい、オレ一回しか言わないからちゃんと聞いてて」
「「「おぉ・・・」」」
岡村「お?なんじゃなんじゃ??恋バナか!お前らワシを抜いて恋バ「うるさいっつってんじゃん」・・・ごめんなさい(泣)」
紫原は割り込んできた岡村の頭を容赦なくぶったたいた
そして、気を取り直してもう一度
紫原「いい?一回しか言わないよ?」
「「「「はい」」」」
紫原「オレは今の彼女とは中2の春から付き合ってて
高校はオレらと同じここ!クラスも一緒!
はい、これで終わり」
言い切るとアツシはひとりで部室をでた
福井「・・・・やべぇ、完全負けたわ」
氷室「いや、なんの勝負ですか;
でも付き合って2年突破してるとは・・・」
劉「しかも、東京から秋田まで着いてきてくれるなんて・・・
愛の力はんぱねぇアル」
岡村「同じデカブツとしてアドバイスもらおうかの・・・」
福井「いや、お前はとりあえずアゴ直せ」
劉「あとモミアゲとアゴ直した方がいいアル」
氷室「あと眉毛異常に太いですよね、あとアゴも直してください」
岡村「お前らワシの顔全否定かっ!」
福井「顔っつーか・・・・・
存在かな?」
福井の最後の一撃で岡村はおいおい泣き出した
劉「氷室、オレらも行くアルよ。モアラは福井に任せるアル」
岡村「それもはや原形がないっ!?」
福井「あ、任せんな!オレももう教室行くかんな」
氷室「え、あ!ちょっと福井さん!」
福井は返事を聞かず、ずかずかと歩いていった
劉「・・・行くアル」
氷室「はぁ・・・主将も行きますよ」
岡村「おうぅっ」
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