Our HEART BEAT ☆
□2:見学?
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莉歩「はああああああああああああ」
帰りのHR中いきなり盛大なため息をついた
彩音「うわクサッ
いきなりどうしたの?」
莉歩「お前今最初失礼なこと言ったろ」
彩音「うん、まぁそれは置いといて
ほんとにどうしたの??
せっかくもうすぐ放課後なのに」
そんなことを言う彩音にまた息を吐いた
莉歩「放課後うちがどうなるか忘れたの?」
彩音は少し考えたあとに、あぁ!と思いだした
彩音「バスケ部ね(笑
いいじゃん!うちも行こっかなぁ〜アツシ君のバスケ久々に見たいし!!」
莉歩「お前は彼氏がいるからうきうきできるんだよ。
うちあの腹黒イケメンな先輩だよ?」
彩音「莉歩、イケメン好きなんだからいいじゃん!
むしろ幸せじゃないの??」
そう聞かれると莉歩はうーん・・・と考えた
「きりーつ、」
号令がかかり反射的に立ち上がり適当に礼をしてまた席に座った
彩音「じゃあ、今日は買い物中止で4人でバスケ部いこ?
それなら少しは気が楽でしょ??」
莉歩「・・・うん。」
莉歩は完全には納得していないようだがうなずいた
それを見て彩音はニコッと笑い
彩音「じゃ!あの二人呼びにいこっか!!」
そして莉歩にバックを持たせ、腕をひっぱって
1−Bに向かった
****************
彩音「ってなわけで今日買い物中止ね!」
「「いや、どうゆうわけ?!」」
B組をのぞくと丁度礼をしていたので
礼を済ませた二人の元にいった
そして最初の一言があれ。←
海「うち今日ドンキで買いたいものあったのにーー!」
詩華「詩華も詩華も〜っ!!」
彩音「今日は我慢!!」
莉歩「二人ともまじごめん・・・でもお願い!!!!」
うちの命にかかわるの〜っと手を合わせてお願いしていると
氷室「あ、いたいた。」
教室のドアによっかかり、笑顔で手を振っていた
莉歩「ひ・・・氷室先輩・・・」
つぶやくように言うと
氷室は少しびっくりした顔で
氷室「あら?俺の名前教えたっけ??」
莉歩「いや、でも彩音から聞きました」
答えを聞くと嬉しそうな顔になった
氷室「へぇ〜、
じゃあいこっか!」
莉歩「え?!」
時すでに遅し。
びっくりして声をあげた時にはもう手首を掴まれていた
氷室「俺も遅刻しちゃうし
ほら、ね?」
莉歩の意思は完全シカトでグイグイと腕をひっぱっていく
莉歩「え?!あぁ・・・ちょっと!!!」
莉歩は3人に助けを求め見つめたが
その3人はとても微笑ましそうに莉歩を見送っていた
莉歩「う・・・裏切り者ぉぉぉぉぉ〜!!!!」
この言葉を最後に莉歩は廊下の奥に消えた
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