Our HEART BEAT ☆

□7:あなたを見てると
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マジバに向かってるとき、


劉さんと詩華

福井さんとうち


という並びで歩いていた



普通に福井さんと話していると急に携帯が鳴った

相手なんてだいたい予想ついてる


携帯を開き一応確認すると案の定そいつだった


相手がはっきりするとうちは出ずに切った


福井「おい。いいのか?」

海「え?」

福井「今の電話だろ?普通に出ていいぞ??」

海「あぁ、気にしないでいいですよ!

ちゃんと帰ってからかけ直しますし」

福井「ふーん。そか。」

海「はい!」



嘘。うちはこいつに絶対連絡を返さない

もう振り返りたくない





・・・・なのに、最近またこいつから連絡が来るようになった




またしばらく福井さんと話してると次はメールがきた


福井さんの話に相槌を打ちながらそっと携帯を見る



“おい。電話でろ。”



相変わらずの上から口調。

何様だよって


そのメールすらシカトする


そして溜め息をひとつ。



福井「おい!遠藤!!」

海「ふぁい!?!?」


急に大きい声で名前を呼ばれて変な声がでた。

福井さんのばーか!前の二人もびっくりしてこっち見てんじゃん!!


福井「ぷっ!!声きんもっ!!(笑)」


本人なんか笑ってるし・・・


海「も〜っ、いきなり何ですか!?」

福井「あ?いきなりだぁ!?こっちさっきから話してやってんのに

適当に相槌打ってっからだろ!」

海「え?」


いつも通りにしてたのに・・・


海「いやいやいやぁ〜うちちゃんと聞いてましたよ!

あれですよね?前の二人おいてどっかいこ〜ってやつですよね?」

福井「いや、まぁ間違ってねぇけど・・・」

海「了解ですっ!そうと決まればいきまっしょ〜♪」

福井「あ!おいっっ」


うちは強引に福井さんの腕を掴み来た道を戻った






















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