Our HEART BEAT ☆
□9:想う気持ちと疑問
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ーー体育祭まで3週間前になった日の朝練
荒木「体育祭まであと3週間だ。
ここ(陽泉)では体育祭3週間前になると
全部活活動中止する決まりがある
だから今日から体育祭当日まで部活中止だが、
それぞれ各自の自主練を怠るな!話は以上だ。
さっさと着替えろ」
「「「はい!!あざしたーっ!!」」」
福井「1年はモップがけ!2年は道具の片付け!
それ以外はあがって着替えろ!」
「「「はい!」」」
全体に指示を出してから福井は“ふい〜っ”と息を吐いた
岡村「お疲れさん」
福井「おーうおつかり〜アゴリラ〜」
岡村「なっ!ワシ普通に言っただけなのに!?」
福井「あだ名だろーが、いっちいちめんどくせーし慣れろ」
二人がいつものように掛け合いをしてると
劉「そうアル。いちいちめんどくせーアル」
氷室「慣れって大事ですよ?しゅしょ、あっ!アゴリラ」
岡村「今わざとじゃろ」
紫原「オレおなかすいたー」
またいつものように3人も入ってきた
福井「毎度毎度お前らはなんで仕事やんねーんだよ!」
劉「あんなにいるんだからオレらいなくても平気アル」
氷室「無駄ははぶかないとですよ、福井さん♪」
言ってることはごもっともなので言い返しのできない福井。
そんな後輩を見てまたため息をつく
氷室「最近ため息多いですね、幸せ逃げちゃいますよ?福井さん」
劉「そうアル。なにかあったアルか?」
紫原「お菓子は逃げないよ、あげる」
福井「おぉ、さんきゅ・・・って
部活に菓子持ち込むなって何回言えばわかんだよ!」
とは言いつつお菓子を食べた。
優しくしたのに怒られて小さく舌打ちをする紫原やため息の原因たちに
心配をされなんとも言えない気持ちになった
岡村「まぁまぁ、整備の邪魔になるからさっさと行くぞ」
「「「うっせえよアゴリラ」」」
再びショックを受けた岡村を津村に押し付けたところで
4人はやっと部室に向かった
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バスケの話などして着替えていたが、
紫原の一言で恋バナになった
紫原「そういえば最近、むろちんと莉歩仲良いね〜
最初からだけど」
氷室「そうかな?」
紫原「そうだよ〜昼休みほぼ毎日クラス来てんじゃん」
氷室「あーねー、」
劉「そういえば応援も一緒アル!」
福井「あれキレイにわかれたよな!」
そこに氷室が痛い一言をいれた
氷室「劉と河井さんも一緒だしね!」
福井「あ。」
劉(ピキッ)←固まった
氷室「え?オレなにかいけないこと言いました??」
福井「いや、まぁわりぃ事じゃねーんだけど・・・」
紫原「あきらかに劉が悪いよね」
福井「お前知ってんのか」
紫原「彩音ちん情報」
福井「あーな。」
氷室「え??」
全く話が分からない氷室に福井がこの前の帰りのことを説明した
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