07/01の日記

19:47
名無しの話
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「おまっ!?人の家に勝手に上がるなよ!」
オレが吠えるとアイツは怠そうに体を起こして、出口を指でさした。
「…なんだよ…」
イヤな予感がした。
アイツは今日一番の良い笑顔で「ハーゲンダッツ買ってこい」と宣った。


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「あらら、昇ちゃん、新しいお友達?」
口に手を当て、穏やかに微笑むのは、オレの母さんだ。因みに昇ちゃんというのはオレの名前である。
そして一宮秋はあれから居座り続け、今現在夕食の時間まで、部屋でゴロゴロしていた。

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