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□幼馴染みのアイツ。(完結)
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午前8時、
大貴と登校。
『いってー・・・なにも殴ることないじゃん。』
「うっさい!大貴が悪いんだし!!」
『たかが、ベッドに倒して抱き枕にしただけなのに。』←
あの後私は、
なかなか離してくれない大貴を
グーで殴った。
『あんなのに馴れてないとか、お前男とつき合ったことないんだろ〜♪』
「・・・!//」
『まだまだお前もガキだな♪』
「うるさい!私は遊びで付き合うような恋愛はしないの!」
「もう先行くから!」
『・・・え、あ!おい・・・!』
大貴のバカ。
大貴はなにもわかってない。
私、ずっと大貴のそばにいるのに。
いつになったら気づいてくれるの?
私は、幼馴染みだから傍にいるんじゃないよ?
大貴が好きだから。
大好きだからいるのに。
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