ハレルヤの魔法

□金属理化学研究部
1ページ/3ページ

ハルは古い部室棟の扉を開けた
小雨と吹雪が中に入ってみると…

そこには

???「あら?」

???「お、入部希望か?」

ギターやベースやドラムにいくつかのスネアドラム、たくさんのCDに音楽雑誌にミュージシャンのポスターなどがあった

小雨(こ、こ、こ、これって!)

吹雪(どう見ても)

ハル「鷹木、愛葉、タンポポ、この二人のことちょっとの間よろしく。ボク着替えて来るから」

鷹木「あいよ」

愛葉「わかりました」

タン「へいへい」

そう言ってハルは別の部屋へ行く

そして、小雨が叫ぶ

小雨「ここって軽音部ですよね!! あるじゃん! オレ入部したいんですけど!!」

吹雪「俺も入部希望なんですが」

すると小雨が、眼鏡をかけた太っている男の人(鷹木)に言う

小雨「あ!! 『ドラム』の方ですか!! オレ…ぶっ!?」

いきなり鷹木が小雨の顔をがっしりと掴み(俗に言うアイアンクローである)、上へ上げた

吹雪「小雨!?」

小雨「イダダダダダダダ!!」

小雨が足をバタバタと動かし抵抗している
吹雪が鷹木の方を見ると、なにやら怒っているようだ

鷹木「お前、今オレが『ドラム』って言ったか? オレがぽっちゃり系でデカイからか!? 脂身が多いとドラム叩かなきゃならない法則でもあるんですかぁー!?」

愛葉「ちょっと!! やめてくださいよ部長!!」

眼鏡をかけた身長の高いメイド服を着ている女の人(愛葉)が鷹木に注意する

言われた鷹木が小雨を解放した

小雨「うがっ!!」

小雨は地面に勢いよく落とされた

吹雪「…あーなるほど。確かに太ってる人ってドラム叩いてるイメージがあるからな。小雨があー言うのも理解できるけど…。」

鷹木「…そこの新入生、オレのパートどこだと思う?」

吹雪「ど、ドラム以外だと思います!!」

よろしい、と頷く鷹木

鷹木「あと、言っとくがウチは軽音部じゃねぇ!!」

小・吹「「え…? あ」」

そこで気付く
この部の名前が書かれた看板を
看板にはこう書かれていた
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ