とある時空の重力支配

□昴vs魔術師
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そこで昴はある事に気づいた

昴「あはは、なるほどな。お前、当麻と戦ってあいつの右手でさっきの炎の剣を防がれたんだな?」

ステ「なっ! なぜわかる!?」

宇宙「あー。お前が聞いた音はやっぱり上条のか」

ちっ、と舌打ちをしてまた炎剣を昴たち目掛けて放つ

だが、昴が光醒で炎剣を切りつけ、またしても炎剣が煙のように消滅した

宇宙「その刀どうなってんだ?」

昴「ああ、これがこの刀の変わっているところの3つ目。異能の力を無効にするんだよ。…さてと」

そう言うと昴はステイルに向かって走り出した

昴「宇宙! お前も後に続け!」

宇宙「おう!」

自分に向かって突っ込んでくる二人に、ステイルはたまらず炎剣を出した。しかし光醒に防がれる

昴「うおおおおおおおお!」

ステ「ちっ!」

ステイルは昴の突進をよける

宇宙「くらえー♪」

何故か楽しそうにステイルに殴りかかる宇宙
ステイルはその攻撃もよける

すると昴は、にっ、と笑みを浮かべた

昴「宇宙、インデックスが生きているか確かめてくれ」

宇宙「はいよ」

そこでステイルは気付く

ステ「…そうか、あの突進は攻撃ではなく、彼女のもとへ行くための」

昴「そういうこと」

宇宙「大丈夫。まだ生きているよ」

すると

ステ「…く、ふふふ、はははははははは!!!」

ステイルは高らかに笑い始めた

…目だけを除いて

ステ「…殺す!!」

その時、建物中に設置された火災報知器が一斉に鳴り出し、スプリンクラーから水のシャワーが放出される

昴・宇「「!?」」

ステ(まさか…あいつが?)

そしてエレベーターのキンコーンという音が響き、扉が開かれる

そこに上条当麻がいた

昴「当麻!!」

宇宙「おう上条! 無事だったんだな」

当麻「当たり前だろ?」
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