ハレルヤの魔法

□メタルりかちゃんのテーマ
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愛葉「夕方からバイトに入れってメールが来たので、今日、抜けます。だから小雨くん、私の代わりにギター入ってください」

タン「はぁ!? お前、何勝手に!!」

小雨「えーと…。わ、わかりました」

そして放課後

小・吹((隣の部屋、スタジオだったんだ…))

キョロキョロと周りを見る小雨と吹雪
結構広く、ドラムがセッティングされていて、大小のアンプに、たくさんのシールドがあった。日頃ここで練習をしている証拠だ

鷹木「小雨、吹雪。ここには代々受け継がれたたくさんの機材がある。古くて壊れやすい物もあるから、ベタベタ触ったり変なことすんな「これがアンプ…」って、おい!! 聞け!! 「ギャアアアアアッ!!」」

鷹木の忠告も聞かずにベタベタとアンプを触る小雨。そんな小雨に鷹木は制裁をくわえるのであった

吹雪「ところで曲って何するんですか?」

ハル「ん? "メタルりかちゃんのテーマ"」

タン「小雨、ホントに演奏できんのか?」

小雨「大丈夫です!! ちゃんと練習しましたから!!」

大きな声で自信を持って言う小雨
そんな小雨に吹雪は「頑張れー」と応援する

タン「あっそ。それより小雨、シールドでギターとアンプつないで音出せ。…お前、アンプの使い方ちゃんとわかってんのか?」

タンポポに聞かれた小雨はまたまた自信を持って、

小雨「わかってますよ、使い方ぐらい。ボリューム"上げて"、シールドをギターにーーー」

小雨がシールドをギターに差した

瞬間

ガリガリガリガリッ!!!!

タン「ギャアアアアア!!」

大音量の雑音がアンプから流れる。原因は…

タン「全然わかってねーじゃねーか!!! シールド差す前にボリューム上げんな!! んな事したらスピーカー壊れるだろうが!!」

そしてタンポポの蹴りを顔面に受ける小雨
そんな小雨に吹雪と鷹木が追い討ちをかける

吹雪「小雨! さすがにアンプの使い方ぐらいちゃんと覚えろよ!」

鷹木「やっぱりお前は残念な子だよ」

タンポポの蹴り+吹雪の注意+鷹木の罵倒により、小雨は真っ白に燃え尽きた

タン「それと、シールドはストラップにくぐらせると、踏んでも抜けないからそうしろ」

小雨「なるほど、じゃあそうします」

そう言うと小雨はギターからシールドを抜いた

そして

ガピィィィィ!!!!

タン「ギャアアアアア!!」

またアンプから大音量の雑音が流れる

タン「だから、抜くときも一緒だー!!」

そしてまた、小雨はタンポポの蹴り+吹雪の注意+鷹木の罵倒を喰らい、真っ白に燃え尽きるのであった
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