とある時空の重力支配
□銭湯と記憶喪失
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翌日の夜
イン「おっふろ、おっふろ、おっふろ〜♪」
インデックスの体調も完全に戻り、今は上条と昴と宇宙と一緒に銭湯に向かっている
なぜ銭湯に向かっているかというと、三日間も風邪でお風呂に入れていないインデックスが希望したことだ
ちなみに小萠のアパートに風呂は無い。だから銭湯に向かっているということだ
宇宙「あはは、銭湯楽しみだなインデックス♪」
イン「うん♪」
上条と昴は微笑む
インデックスはついこの間まで、命に関わる傷をおい、傷が治ったら今度は魔術の副作用で風邪になりと色々と大変だった。そんな彼女の明るい笑顔を見れて上条と昴は嬉しかったのだ
すると、昴もインデックス同様に楽しそうに歌い始めた
昴「のっぞき、のっぞき、のっぞき〜♪」
当麻「おいっ!! テメェの銭湯での楽しみはそれなのかよ!?」
宇宙「当たり前じゃないか上条君♪」
当麻「いや当たり前じゃないから!! それを当たり前に思ってんのはお前らだけだから!! …たぶん」
昴と宇宙の変態っぷりにため息をつく上条
そんな上条に昴は
昴「じゃあ、当麻は覗きに参加しないんだな?」
当麻「喜んで参加させてもらいます!!」
なんだかんだ言っても、上条もお年頃なのであった
当麻「つーか、小萌先生が聞いたら泣くぞ」
昴「…まあな」
宇宙「まっ、先生がいなくてよかったな♪」
すると、昴の携帯に電話がかかってきた。相手はというと…
昴「…小萌先生」
当麻「タイミング良すぎだろ! 何者なんだよあの人!!」
宇宙「あはは♪」
まさか覗きの事じゃ無いだろう、と昴は思いながら電話に出る
昴「…もしもし」
小萌『…覗きはダメですよ?』
昴「何で俺達の話の内容分かるんだよ!? 先生って実は能力者!? 能力名は"地獄聴力(デビルアブソール)"ですか!?」
小萌『??? 先生はただ小鳥遊ちゃんと上条ちゃんがしそうだから注意をするために電話したんですよー?』
昴「何で俺と当麻何でだけなの!? 宇宙は!? 先生、言っときますけど宇宙も覗きに参加するって言いましたから」
叫びながら宇宙も同罪にしようと目論む昴
小萌は少し沈黙してから答える
小萌『…本当ですか黒鉄ちゃん』
宇宙「先生…俺はそんな事言ってません♪ 小鳥遊君の嘘です♪」
昴「ふざけんなあああああああ!!」
昴は宇宙に殴りかかったが、簡単にかわされてしまった
小萌『そうですよね、黒鉄ちゃんがそんな事するはずないですよね♪』