とある時空の重力支配

□闇夜の散歩
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すると宇宙が

宇宙「そういや知らねーな。まあ、もし小萌先生ん家知ってる奴がいたとしたら、そいつは小萌先生をストーカーしていたって事…つまり変態だな!! なあ、昴もそう思うだろ♪」

宇宙がそんなことを言い出す

すると

昴「…俺…小萌先生ん家…知ってるけど…」

当・宇「「…変態だ」」

違う!! 俺はストーカーなんてしてない!! と抗議する昴
上条と宇宙は、小萌の家をなぜ知っているかを聞いてみる

昴「それにはいろいろ事情があるんだよ」

宇宙「やっぱりストーカーか♪」

昴「違うって言ってんだろ!! 訳はまた今度で言うから。それより今はインデックスの事だろ」

当麻「ああ、じゃあ…行くぞ!」

そこでようやく上条たちは小萌の家へ向かう




昴「あった。ここだ」

小萌の家は路地裏からそれほど距離はなかった
昴の案内で小萌の家にたどり着いた上条と宇宙

見ると…

当麻「…スゲーボロいな」

宇宙「これは…さすがに意外だ」

そこにあったのはボロボロの二階建ての木造アパートだった

昴「??? どうした? 早くいこうぜ」

昴に促されてついていく上条と宇宙。ボロボロの階段を上がり、二階に着く
そして月詠小萌と書かれた表札の部屋の前に立つ

昴「おーい、小萌先生!」

ドンドンと扉を叩きながら小萌を呼ぶ昴

そこに

小萌「はいはーい。今開けるから待ってくださいねー」

ガチャ、とドアを開け、小萌が出てきた。…ウサギのパジャマを着た小萌が

小萌「あ、上条ちゃんに小鳥遊ちゃんに黒鉄ちゃん。何かようですかー?」

当麻「…先生、ちょっと色々困ってるんで入りますね」

昴・宇「「お邪魔しまーす」」

小萌「ちょ、ちょっと!? 先生困ります! いきなり部屋に上がられるなんて」

部屋に入ろうとする上条たちを必死で止める小萌
そんな小萌に上条が

当麻「…先生、これを見ても同じこと言えるか?」

小萌「??? 何ですか…ってぎゃあああああああ!? どうしたんですかその子!?」

上条は、背中におぶっている血まみれのインデックスを見せた
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