桃組プラス戦記

□〜惹かれし舞〜0
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昔々、足柄山の狩人に金太郎と言う名の子供がおりました
金太郎は生まれてすぐの頃からとても怪力で山の主であった熊や沼の主の鯉にも勝ってしまう程でした
それでも、心根は優しい子だったので父母を手伝い平和に暮らしておりました
ある日、坂田公時と言う武士が鷹狩りをしに足柄山へ訪れました
公時はそこで、母の手伝いで薪を作っていた金太郎に出会いました
金太郎は自身の3倍程の大きさの薪の束を片手で軽々と運んでおり、鷹狩りに来ていた者達を驚かせました
公時はこれほどの力がある者ならば京で暴れている鬼を退治できるだろうと考え、彼を召し抱えました
京に着いた金太郎は名前を金時と改め、源頼光に仕え酒呑童子を討ち取ることに成功しました
そして金時は妻を娶り幸せに暮らしました
めでたしめでたし




















でもそれは表の物語

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