story
□朝
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あの後、
俺は、切った安心感からかすぐに眠気が来て寝ることができた・・・
「っ・・・」
その代償か・・・
どうやらいつもより深く切りすぎたらしく・・・
寝起きは最悪だ・・・
軽い目眩がするなか無理矢理起きて、
昨日切った傷を見ると
太股は真っ赤な乾いた血で染まり・・・
その血は、ベットのシーツまで汚していた。
そんなに切ったか・・・?と疑問に思うが・・・
無我夢中で切ったことを思いだし
自業自得だと自分に言い聞かせ・・・
無理矢理立ち上がるとフラフラする・・・
「貧血か・・・」
とわかりきった言葉を吐き出し
ズボンを履きシーツを持って風呂場に向かう。
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