story

□朝
1ページ/4ページ


あの後、
俺は、切った安心感からかすぐに眠気が来て寝ることができた・・・

「っ・・・」

その代償か・・・
どうやらいつもより深く切りすぎたらしく・・・
寝起きは最悪だ・・・

軽い目眩がするなか無理矢理起きて、
昨日切った傷を見ると
太股は真っ赤な乾いた血で染まり・・・
その血は、ベットのシーツまで汚していた。

そんなに切ったか・・・?と疑問に思うが・・・
無我夢中で切ったことを思いだし
自業自得だと自分に言い聞かせ・・・
無理矢理立ち上がるとフラフラする・・・

「貧血か・・・」

とわかりきった言葉を吐き出し
ズボンを履きシーツを持って風呂場に向かう。



.
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ