story

□先輩
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順平が倒れ気を失い・・・
ぐったりしている順平を起こして一人で帰らせるのは酷だと判断したカントクは、僕たちに順平を送り届けるように・・・と命令を出した。

順平を木吉先輩がおんぶして・・・
僕は、順平の荷物を持ち・・・順平家に向かう・・・
本当は、順平のことを木吉先輩に頼まず、全部やりたいのだが・・・
僕の身長と体力では到底無理なので・・・頼むしかない・・・

順平の家につく
いつ来ても順平の家は真っ暗だ・・・
親御さんは帰りが遅いらしい・・・

「日向ん家・・・いつ来ても真っ暗だなぁ〜」

・・・ぇっ
いつ来ても真っ暗・・・って・・・
どういうこと・・・

意味深な言葉を発した張本人は、どうすっかな〜と頭をかきながら、順平の家に入る方法を考えている。
一方、順平は意味深な言葉を発した人の背中でぐったりしながら寝ている。


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