story
□僕のです。
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僕が黙り込んでいると
木吉先輩は、
僕の目の前にカッターナイフを差し出してきた・・・
ビクッとしながらカッターを見つめると・・・
刃の先に赤いものが付いていた・・・
赤いもはカッター本体にも付いていたが・・・
拭き取られた跡がある・・・
「どういう意味か・・・分かるか?」
木吉先輩は僕の目を見て問い掛けてきた・・・
僕は・・・
「たぶん・・・分かります・・・。」
だけど・・・
外れていてほしい・・・
僕は、不安になりリストバンドをぎゅっと握った・・・。
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