story

□僕のです。
3ページ/3ページ


僕が黙り込んでいると
木吉先輩は、
僕の目の前にカッターナイフを差し出してきた・・・
ビクッとしながらカッターを見つめると・・・
刃の先に赤いものが付いていた・・・
赤いもはカッター本体にも付いていたが・・・
拭き取られた跡がある・・・

「どういう意味か・・・分かるか?」

木吉先輩は僕の目を見て問い掛けてきた・・・
僕は・・・

「たぶん・・・分かります・・・。」

だけど・・・
外れていてほしい・・・
僕は、不安になりリストバンドをぎゅっと握った・・・。


.
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ