short story

□四つ葉のクローバー下
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日向視点

駆け寄り
安否を確認すると
どうやら疲れて寝ているみたいだ・・・
カントクに"大丈夫・・・寝てるだけだ"と告げるとカントクは膝から崩れ、座り込むと安心したのか溜めていた涙をボロボロこぼした・・・

泣いて女の子らしい姿を見せるカントクに面を食らう
それは、木吉も同じようだが木吉は、カントクを落ち着かせようとよしよしとカントクの頭を撫でている
カントクは、木吉に撫でられたこともあり落ち着いたようだ。その証拠に涙を手で拭い乱れた呼吸を落ち着かせるため深呼吸をする。
カントクが落ち着いたことを確認して
さて・・・
どうするか・・・と頭を捻る・・・。
このまま、起こすのも酷な気がするが・・・
頭を悩ましていると

「日向・・・まず、起こした方がいいんじゃないか?起こすことが酷なのもわかるが・・・さすがにこのままにしたら風邪引くと思う・・・」

確かにそうだよな・・・
伊月の言葉に促され俺達は、1年を起こすことにした。



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