BLEACHbox

□誕生日に欲しいもの
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 つれて来られたのは、ギンの家。ギンは自分の家に入ると、抵抗する私を力で制し、中に入れた。

「お、お邪魔します…」

 一応言っておいて、中につられて入っていく。

「ん。ほな、ここに横になってや」

「…………………え」

 やっと手を離されたと思ったら、寝室に到着。

 そこに敷かれた一つの布団。

「いや、え? ちょ、誕生日の話してたよね?」

「せやから、横になって」

 意味が分からないが、危険だと言うことは本能が告げている。

 私は本能に従って、数歩後ずさった。

 だが。

「ボクの誕生日やで? 何でもええ言うたのは美里ちゃんやろ?」

 ドツボをつかれて、動きが止まった。

 瞬間。

「えいッ」

「え…きゃっ」

 ――――ドサッ

 いつの間にか押し倒された私。

 上からギンが満足そうな顔で見下ろしてくる。

「誕生日明日でしょ…!?」

 必死に止めようとする私に、ギンはあっさり言い返してしまう。


「あァ、明日まで寝かせへんから今日からでええねん」

 そう言って短いキスをし、






「そんなら、いただきます♪」









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