君
□君の居場所-08-
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ブ「ちょっと!どういう事よ!」
『っ!!?』
とりあえず掃除を終え、朝食を取りに来たら怒鳴るブルマさんと相変わらず無表情のポポがいた
って、何事!!?
ポ「だから涼は服いらない、と言った」
ブ「そんな訳ないでしょ!あの子は女の子なのよ!なのに服を二着しか持ってないなんて一大事よ!!」
確かにブルマさんが言うとおり、僕は服を二着しか持ってない。しかもその二着は制服と以前ブルマさんから貰った古着であったりする。
ポ「ならそこにいる涼に直接言え」
ブ「涼!?」
『ひっ!!』
僕に気付いたポポがブルマさんに僕の存在を伝えれば、ブルマさんは僕の方へと凄い勢いで近付いてきて肩を掴まれた。その勢いに思わず悲鳴に近い声が出たがブルマさんは気にせず会話する
ブ「いい?貴女ぐらいの年頃の女の子はオシャレに興味持ちなさい!じゃないと将来、後悔するわよ!」
『え、あの……』
ブ「そうと決まれば今すぐ服を買いに行くわよ!大丈夫、お金ならあるから!」
『違っ…そうじゃなく……』
必死にお金を借りる&自分に使われるのが嫌だと伝えようとはするが、ブルマさんの気迫に勝てなくて僕はそのままブルマさんのジェットフライヤーに押し込められてしまった。
『!!?』
ブ「じゃ、行ってくるから。夕方頃には帰すから」
ポ「わ、分かった…」
どうやらポポもブルマさんの気迫に押し負けたらしく、デンデには伝えておく。と了承してしまった。
あぁ、まただ
また僕の意見は伝わらなかったんだね……うん、もういいや……
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