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□出逢い
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ここは平成の世
時代は代わり平和な日々を過ごしている
そんな中、平凡な日々を過ごしている少女がいた
名前は法橋瞳
普通の一般市民であり仕事は牧場で働いている
彼女は小さい頃から馬が好きで高校の時は乗馬部に入っていたほどだ
将来の夢は馬を飼うこと
皆にはバカにされているが夢を持つことは大事だと思う
そんな中仕事や上下関係などストレスが溜まり何か面白いことがないかと考えていた

「あぁ…今日も疲れたー仕事も終わったし何しようかな?」と部屋でだらしなく考えている

「テレビはニュースばっかりで詰まんないし漫画は全部読んじゃったしお出掛けは行くのがダルいしなぁ…そうだ!ゲームしよう」

考えた結果ゲームをすることにした。
ゲームなら暇潰しになるし集中するから嫌なことも忘れることができる

「何しようかなーう〜ん…BASARAでもしようか」
ケースから取り出したのは戦国BASARA3宴戦国武将を選び戦で戦い天下統一や自由合戦、ストーリーを進めたりするゲームだ

「それにしてもBASARAは久しぶりにするなぁ操作が下手になってるかも(笑)さてどれにしようかな…自由合戦も良いけど天下統一にしよう武将選択でやっぱり風魔でしょ」

ここで迷わず選んだのは風魔小太郎あまりにも風魔を愛しすぎているのでレベルはMAX他の武将はそこまでレベルは上がっていないむしろ放置ぎみ

「よし!風魔で難易度は婆娑羅でステージは…」

ブチッ!!

「えっ?!」

音と共にゲームの電源が切れてしまったテレビはついている
真っ暗な画面の右上にはビデオと書かれている

「ちょっとぉぉぉ今からしようと思ってたのに!何してくれてんだぁ!仕事の疲れを癒して風魔を眺めようと思ってたのにぃ」

とテレビに向かって叫んでいる

「もしかして故障?テレビはついてるから無事だけどゲーム機が問題だな修理だったら嫌だな金かかるし…仕方がないここは様子を見よう」

あっさりここは退いて諦めることにした
叩いても直りそうにない逆に壊れてしまったら嫌だから取り敢えず放置することにした

「ゲームが出来ないから出掛けようついでにゲーム機が安く売られてないか見てこよう。よっこらせっと」

立ち上がるときに婆臭い掛け声で起き上がり準備でもしようとテレビを消そうとしたその時一瞬画面が揺れた気がした

「うぉ?!画面が揺れた?…そんなはずないよねだって何も映ってないし…気のせいだよね…うんそうだ気のせいだ」

と自分で言い聞かせてもう一度消そうとしたき

(ガガッジジジッ)

「こっ今度はなに?もしかして貞子でも出てこないよね止めてよ本当にホラーとか無理だから!どっどうしよう此処から逃げた方がいいかも」

身の危険感じたため一気に走ってドアノブにてをかけると同時に周りが暗闇に包まれた

「ギャバシャァァァ」

意味不明な声をあげながら手に濁っているドアノブを勢い良く回し外に出ようとしたが、なぜか鍵が掛かっている

「何で閉まってるのよ!ちょっと開けてよ誰かぁぁ助けてぇぇぇ何でこんなことになるの」

必死に叫びながらドアをバンバン叩く
それでも近くに誰もいないのか来てくれない

「はぁ…どうしよう人の気配はしないし真っ暗で何も見えないし…あっしまった!ついドアノブから手を離してしまった何処だドアノブ」

必死になってドアノブを探すが虚しくも見付からない

「マジでかしかもさっきのドアが無いんですけど今までバンバン叩いてたよね?!ここから一歩も動いてないのに…はぁ…」

途方にくれてその場に座り込もうとしたとき近くから音がした

ガタッ

「なっ今度はなに?」

良く見るとそれは小さい襖だった

「あれ?おかしいな…周りは真っ暗だし自分の体も見えないのに何で襖が見えるんだしかも部屋に小さい襖なんてあったっけ?いや…襖なんて無い和室じゃないのに」

疑問に思いながらここから出れる気持ちと安心感があり迷わず襖に近づいていく

「やっと助かるもうこんなとこ嫌だから早く出よっ」

襖に手をかけ開けて中を見たらビックリそこは今まで居た部屋ではなく知らない場所にいた
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