Gift
□正しい停電の過ごし方は?
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秀徳高校の女子空手部のエース、シャララ☆は部活が終わりシャワーを浴びていた。今日も汗だくで、上から流れるお湯が心地好い。
「気持ちいい!」
髪の毛を洗い、体を洗い、先輩たちが待つ更衣室へ向かおうとした瞬間、バチと電気が消えた。
「へっ!?嘘……」
シャララ☆は暗所恐怖症なのである。小さい頃、一人で留守番していたときに停電にあった。それ以来、暗い所に一人でいられないのだ。
シャララ☆は手探りでタオルを体に巻く。暗くなってしまい、動くことが出来ない。
「ふぇ……。怖い……よぉ」
誰か助けて。
「シャララ☆っ!!いるかっ!?」
バタバタとシャワー室の外を走り、勢い良く扉を開ける。
その声にシャララ☆は、驚いた。彼氏の宮地清志が来てくれたのだ。
「――――!!」
体が震えていて、思うように声が出ない。
「シャララ☆。ここかっ!?」
扉を開くと、うっすらだが人影が見えた。隅で体を小さくしている。
「シャララ☆?」
「……宮地……せん……ぱい?」
「お前、大丈夫か?」
「動け……ま……せ……ん。どうしたら……」
宮地はしばらくの間、停電が回復しないと考えた。動けない彼女を抱くのは、如何なものかもしれないが、好機と捉えよう。
「ったく、ギャーギャー騒ぐなよ。俺もお前を探して疲れてんだ。怖くねぇようにしてやるから、抱くぞ?」
「……はい」
いつもなら抵抗しまくりの彼女なのに、今日は停電のため素直だ。
宮地はシャララ☆に巻かれたタオルを外し、シャワーのコックを回す。温かいお湯が上から流れ出す中、シャララ☆にキスをする。
「先……輩……服、濡れちゃって……ます」
「厭らしい体。こことか立っちゃってんな」
シャララ☆の胸の果実を指で遊ぶ。摘んだら、弾いたり、指で押してみたりなど。胸にかぶりつき、吸ってみる。
「ひやぁっぁあっ……!!せん……ぱいっ……」
「ヤベ、こっちもスゲーな。俺ので塞がないと、なっ!!」
シャララ☆の秘部に宮地が入り込んできた。慣れさせてなくても、シャララ☆はすんなりと彼を受け入れた。
「んあっああっ!!先輩……あっああんっ!!」
シャララ☆は宮地の背中に手を回し、激しい律動に掻き乱される。宮地に体を預け、いつもと違う快楽に溺れる。
宮地もシャワーのお湯に濡れ、シャツが体に張り付いている。
「先輩……!!だめっ……イっちゃうっ!!ああっあんっ!」
「イきたきゃ、イけ。俺も……ヤベーわ……」
宮地はグチャグチャと律動を繰り返し、ある一点を集中的に突く。
「はっ!名前を呼べ……イかせてやらねぇぞ」
「きよ……し……!!き……よ……し……っ!!やぁぁああっ!!」
グッと奥に突くと、シャララ☆が体をのけ反らせる。中がしまる瞬間、宮地は慌てて彼女の中から自身を抜き、白濁を吐き出した。
シャララ☆の体を綺麗にお湯で流し、彼女を抱えてシャワー室の外に出た。宮地は外に置いてあるエナメルバックの中から着替えを取り出し、体を拭いてから着替える。
「き……よ……し?」
「停電は終わったぜ。帰るぞ」
「……動けません」
「あ?」
シャララ☆は腰を摩る。
「……清志が激しくするから……腰が痛いんです」
「ちっ……俺を煽ってんじゃねぇよっ!」
宮地はシャララ☆の頭を軽く叩いた。彼の照れ隠しなのだ。
暗闇もあなたとなら大丈夫だよ。
おわり。