黒子のバスケ

□たまにはいいかも
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『うわっ、頭痛ぁ…』


朝起きると、とても頭が痛かった。

熱を測ってみると38.2℃。


(あぁ今日は学校行けないなぁ…
    
…ってテツ君に会えないじゃん!?

最悪ー)


とか思いつつ、私は深い眠りに落ちた。











『…んんっ…』


頭に冷んやりとした感じがあり、目が覚めた。


「あ、起こしちゃいましたか?」


そう言って私の顔を覗き込んで来たのは…


『テ、テツ君!』

「名無しさんさん、そんな大声出したら悪化しますよ?
ちゃんと寝てて下さい。」


と言われ、布団をかけ直してくれた。


『で、でも、なんでここに…?』

「名無しさんさんが風邪を引いて学校へ来ていないと聞いて、心配でつい来てしまいました。
…迷惑でしたか?」


申し訳なさそうに聞いてくるテツ君。


『そんな事ないよっ!むしろ嬉しいっ!』


(…!私何言ってるんだろ超恥ずかしい!

もう…穴があったら入りたいっ…)


「それは良かったです。
僕も名無しさんさんに会えて嬉しいですし。」

『えっ…』

「あ、今のは気にしないで下さい。
もう寝た方がいいですよ。
名無しさんさんが寝るまでここにいますから。」


そう言うテツ君の顔がほんのり赤かった。

私は安心して、すぐに眠れた。











(名無しさんさんが寝たら帰ろうかと思ってましたけど、
こんな可愛い寝顔見せられたら帰れませんね)





fin.
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