黒子のバスケ

□ツンデレ彼女
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オレは知ってる。


オレの彼女、名無しさんがものすごくツンデレだって事を。


『大輝、歩くの早いよ』

「あーわりぃ。オレ足長いから」

『ちょっとは合わせてよね、バカ』



名無しさんの口ぐせは“バカ”だけど、本当はそれが“大好き”って意味だって事も。


だからオレは名無しさんに“バカ”って言われると、愛されてるんだなと安心する。


さつきに言ったら

「変態っ!名無しさんちゃんがかわいそう!」

って怒られたけど。



オレはそんな名無しさんが可愛くてしょうがない。




…だから、たまに苛めたくなる。








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