黒子のバスケ

□いつもとちょっと違う
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今日は和成の家で映画を観る予定だったのに、和成は途中でソファで寝てしまった。


一人で観ていても面白くない。


自分から言い出しておいたくせに、無責任なんだから。






ふと、和成の寝顔を見た。



(…そういえば、和成の寝顔見るの初めてかも。

いつもは「真ちゃん真ちゃん」うるさいけど、寝てれば可愛いじゃん。

わーまつ毛長ー)



と一人で和成の観察をしていた。








すると、何故か急にキスがしたくなってきた。



(いつもしてるんだし、ちょっとぐらいいいよね?

1秒だけ。あ、やっぱ0.1秒でいいや。

起きたら困るから、すぐ離れて何もなかった事にする!)









そして顔を近づけ、あと数センチ…


ってところでガシッと頭を掴まれ、そのままキスをさせられた。



『んふっ……!?』



元々は私がキスしたかったから嫌ではなかったが、0.1秒のつもりだったのに!


それどころか、角度を変えて何度も何度も和成はキスをしてくる。


苦しくなってきて、やめてと言おうとしたら和成の舌が私の口の中に入ってきた。


こんなキス、今までにした事なかった。


離れようとしても頭を押さえられているので動こうにも動けない。





でも、さすがにもう限界なのに全然離そうとしてくれないから和成の腰を思いきりつねってやった。










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