黒子のバスケ
□素直に…?
1ページ/3ページ
「名無しさん、髪伸びたな」
いつもは結んでいてあまりわからなかったが、久しぶりに髪を下ろしている名無しさんを見てそう思った。
『うーん、そうなんだよね。
切ろうか伸ばそうか迷ってるの。どうしたらいいと思う?』
正直、名無しさんが髪を下ろしていると可愛い。
だから切ってほしくない。
…なんて言えたら苦労はないのに。
『……くん、赤司くん?』
「あ、いや、どっちでもいいと思う。
でもさ、せっかく伸びたんだから伸ばしてみれば?」
可愛いからなんて絶対言えない。
『じゃあそうする!』
→next.