黒子のバスケ
□困った先輩
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最近、困った事があるんです。
それは……
「名無しさんちゃん、今日もかわええなぁ」
「名無しさんちゃんが笑った顔、好きやで?」
「"名無しさん"って呼び捨てしてええ?」
「名無しさんちゃん、ワシの彼女になってくれへん?」
…と毎日のように今吉先輩が話しかけてくる事です。
『先輩、冗談も大概にして下さい』
「えー?ワシはいつも本気やで?」
『そうとは思えませんよ』
「あ、名無しさんちゃん照れてるん?」
『照れてないですから。
…とにかく、ふざけてるなら今すぐ止めてほしいです』
「うーん…
なかなか手強いなぁ…
なしたら伝わるんやろ?」
一体私の何が手強いのか……
もういいや、行こ。
『知らないです、ではまた』
「あぁ行ってもうた…」
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