らーぜ

□拍手
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 久しぶりのデートは俺の家。

「アズ疲れてるでしょ?私、アズとだったらどこでもいいんだよ?」

 そんな可愛いことを言われてぐっとこない男はいない。



「アズ?ほかのこと考えてる?」
 いや、他のことは他のことでもお前のこと考えてるって!

「もー見てって言ってるのに全然見てくんないんだもん」
 ほら、と赤く塗られた足の爪を見せる。色白の足に赤が映える。
「ペディキュア。きれいでしょ?」


 何かすっげェ大人な感じ。また赤ってとこがやらしいっつーか、何つーか。
 赤い爪先からずーっと上へと視線をずらしていく。足首、すね、ひざ、ひざ上、太もも…短いスカートからすらりと細い足が伸びている。




「ちょ、ちょっと、アズ…そんなに見なくていい、から…」

 恥ずかしそうにスカートのすそを押さえるのがたまらなくやらしい。

「見てって言った」
 もう止める気なんかない。
「足の爪だけじゃなくて全部見てやっからさ」
 そう言ってベッドに押し倒す。

「今日のアズ、意地悪じゃない…?」

「お前が可愛すぎるからいじめたくなんの」





 たまには、こんな俺もどうよ?




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