再びの夢3

□67話
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速水「また下等な異端者を裁いてしまった…」


レナ「裁いたのはそれが初めてだから」


岡野「そんな訳でこのチョコは我々が没収する」


レナ「うわー、素晴らしいクズっぷりですね」


レナが冷ややかなツッコミを送るのを無視して速水と岡野は瀬川から没収(強奪)したチョコらしきラッピングされた物を勝手に開けると…その中には確かにチョコがあった。


岡野「フン、俺を差し置いて本命チョコを貰うからだ」


速水「…多分違いますねコレ。ホラ、ここに値札シールが貼ってありますし…」


速水がそう言いながら指を指すと、そこには確かに82円と書かれた値札が…それ以前に市販で売ってあるチョコその物だが。


岡野「…って事は本命チョコじゃねぇのか?」


岡野は恐る恐る瀬川を見ると、瀬川は相変わらず真っ青な顔色で泡を吹いている。


岡野「隠せ!!今すぐ瀬川を隠せェェェ!!


レナ「その前にしっかり謝っておけー!!」


…こうして、瀬川は無駄に断罪された挙げ句、証拠隠蔽の為に近くの木陰に隠された。

ちなみに、義理チョコなので義理チョコは瀬川に返却している。
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