再びの夢

□5話
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大和「なら俺達はその瞬間からターゲットになってたのか…ι」


その時に既にターゲットにされた自分達を思い苦笑いすると同時に、まともでは無い人に狙われた羽目になった自分の運命を密かに呪った。


西崎「で、俺の評価は?」


自分のサングラスをいじっていた西崎も自分の評価が気になり、西崎は藤村に聞いて見た。


藤村「単純にバッティング面での評価なら80点だな。本当なら90点出しても良いんだがどうも変化球が苦手らしいからな。まあお前ならそう時間はかからないだろうが、一応80点だ」


西崎「成る程…」


確かに西崎は1年としては中々のバットコントロールを持っているが、バッティングセンター時でも分かる様に変化球を苦手としており、変化球を投げた次から急に打率が悪くなった。

西崎は静かに納得し、そして早目に改善しようと心に誓った。


中村「あんな言い方だがアイツなりに評価しているんだ。ただ図に乗るとお前の底は知れるからそこの所良く覚えとけ」


西崎「はい」


己を過信し過ぎたらお前は終わりだ…西崎にはそう聞こえた。



大和「でも話し方からすると先輩では無いんですね。もう一人の…」


中村「多分そいつは2年の奴だろうな。ヨシにとっては古くからの友達だろうな。…今ではパシリに使われまくりだが」


大和・西崎「「パシリが沢山いるんですねキャプテン」」


中村「だなι」
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