再びの夢2

□32話
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志甫「早速ですが監督が決まりました」


瀬川「Σ本当に早速だな!?」


いきなり、本当に突然口を開いた志甫の第一声に瀬川は思わずツッコミを入れた。


志甫「監督はあくまで代理ですが教頭がしてくれるそうなので、この辺りは問題無いので」


岡野「代理も何も元の監督はあの人だろうがよ」


志甫「黙りなさい。この場にはそんな事情を知らない人もいるのです。そんなだから脳ミソが筋肉なんですよ」


岡野「Σそれは関係無いよなぁ!?」


志甫は反抗的な岡野を麻酔銃で黙らせ、再び話を続ける。


志甫「さて、脳筋はさておき、1年はこの辺りの事情を知らない筈なので話しますが…」


そして志甫は彼等にその辺りの内情を話し始めた。

志甫が言うには、野球好きな教頭が元々監督をしていたらしく、教頭としての有能な能力に反して監督としての能力はイマイチなのが原因で、崩壊する野球部を上手くまとめられず、本人も彼等に嫌気が刺したらしく、乱闘を起こした者を停学処分、酷い場合は退学処分にして処理したのも彼で、本人も野球部を手を引いた為に実質野球部は廃部になったらしい。
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