再びの夢
□3話
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大和「ここは昔から変わって無いな〜。球八あるし」
西崎「…相変わらずイマイチ迫力の伝わない名だな」
大和「それでも140km/h出るからな…凄いノーコンだけどι」
西崎「…発射口が錆びてるからな」
ハアッと、二人は遠い目でピッチングマシーンを眺めながら溜め息をついた。
過去に何かあったのだろうか?
大和「ま、良いさ。それより久々にバッティング勝負しないか?」
西崎「なら勝った負けた方はハンバーガーを奢るというのはどうだ?」
大和「別に構わない。ならマシーンは…そうだなアレにするか」
大和が指を指す方向の先には、最大球速130km/h程の最新型の立体映像のピッチングマシーンがあった。
西崎「球速操作が出来る新型か…つまり片方は後ろで球速を変更しろ、か?」
大和「ご名答。向こうではストレートとチェンジアップの球速差をする選手が非常に多かったからな(まあ大半はマシンだったりするけど)」
西崎「まあ、チェンジアップは肩や肘への負担が少ないからな」
大和「ま、それは置いといて早くやろうか。まず西崎からで良いよ」