再びの夢
□6話
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野球部に入部して早1週間、練習と言うより実力テストが主で、先日でほぼ全てのテストが終わっていた。とは言え、藤村のテストは一つ100〜200回の過酷過ぎるテストだったので一年二人はヘトヘト状態だった
大和「あ〜死ぬ…新聞配達に余裕が回らなくなってきた…」
二人は昼食後、屋上で雑談していた。しかし2人共ゲッソリした顔をしていた。特に大和は早朝からの新聞配達も加わり既にかなり疲労が来ていた
西崎「所で大和、俺は1週間経って気付いたんだが…部員どうするんだ?」
大和「…大丈夫だろ…多分」
大和は内心ヤバいと思った。野球部の現在の状態では先輩が入部する事はまず無い。しかし藤村が動くとややこしい事になる。下手すれば野球部存続が難しくなりそうだ
西崎「腕はともかく中村先輩しか俺は信用出来る気がしない」
西崎はサラッと本音を漏らした。しかし大和と意見は一致したのか、大和は頷いていた
伊勢「よーす大和…ってお前最近良く死んでるな」
そんな中伊勢も屋上に上がって来た。伊勢はとりあえずゲッソリした二人に対して何とも言えない様な顔をしていた