小説辞典

12件

【異端審問委員会 (いたんしんもんいいんかい)】
秀峰高校に昔から伝えられている変わった風習の1つ。


秀峰ではクリスマス、バレンタインデー、ホワイトデーの様な一大イベントでカップルと過ごせなかった不遇な者達が一致団結し、優遇な者達に天罰(と言う名のちょっかい)を下し、これには生徒会ですら干渉不可能な絶大な力がある。


メンバーは秀峰全体の不遇な者達が対象で、条件を満たした上で自身が異端審問委員会に“入っている”と自覚していればメンバーに入っている事になるので、メンバーは非常に多い。


ただし、メンバーは暗黙の了承として天罰は負傷しない程度であり、負傷した場合は生徒会から厳しく処理され、異端審問委員会の制度は適用されない…が、逆に負傷しなければ泡を吹いて気絶しようが、ぶっ飛ばされようが全部OK。


ただし原則として一人に対して一発だけの制約もある。

【海常中学校の三人 (かいじょうちゅうがっこうのさんにん)】
海常の3人や海常中の3人と呼ばれ方が少し曖昧。

海常中学において、並ぶ者なき3人の天才と称された神谷、竜崎、野本の3人の総称。

いずれも非常に高い実力を持ち、多くの高校が推薦に動いている。

しかし3人共バラバラに進学した。

ちなみに3人共、互角の実力という訳では無いらしい。

【極限状態 (きょくげんじょうたい)】
集中力が100%まで研ぎ澄まされ、文字通り自分の能力を限界まで発揮出来る。

実は誰でもなれる物で何らかの理由で一つ事に集中する事で余分な集中力を全て一点に注いだらなれる。

非常に強力だが思考が単調になり、精神的な負荷も大きく、効果が切れると休養を取らなければならない。

幾つかタイプがあり、何らかの理由で突発的になるタイプ、稀だが自力でなれるタイプがある。

ただし自力でなる場合、目的を遂行するまで自分で意図的にこの状態を解くことは出来ず、精神的負荷も大きく、瞬間的な爆発力で劣るなど欠点もある。

この極限状態はあくまで仮称であり、個々によって言い方が違う。

【極亜久高校 (ごくあくこうこう)】
秀峰、白堂と同地区の高校。平均学力が非常に低く、試験も緩いのものの、それが仇となってしまい、素行の悪い者の溜まり場と化している。この様に、現時点では世間評価が悪いものの、実は野球部が甲子園優勝した経験もあり、その甲子園優勝の立役者はプロ入りするという経歴のある高校でもある。しかし現在では既に伝説化してしまっている。


パワポケシリーズのファンならば言わずと知れた原点の高校であり、この経歴もそのまま小説に使っている為、プロ入りした人物=1・3主人公であるパワポケ君と同一人物と解釈しても構わないです(その代わり、時間軸や設定が随分と異なるので、正史とは違う所が多い)。

【秀峰高校 (しゅうほうこうこう)】
大きく変わった特徴は無いが意外にも創設から随分経っているのでこの辺りでは馴染みのある高校である。ちなみに1回改装してあるのでそう居心地が悪い訳では無い。バスケ部がかなり強く、全国レベルでもかなり強い部類に入り、バスケの優遇が目立つ。野球部はある事件を切っ掛けに内部崩壊し現在は廃部同然となっているが部長が問題なので存続はしている模様。そこそこ学力があれば基本的に進級は出来るので試験で落選した者が選ぶ事も少なくないが何故か何人かが異様に学力に特化している。そして風紀が乱れる事はまず無いが物騒な物を所持している者もいる。そして何故歴代の生徒会長から引き継ぐのかは知らないが生徒会長はやたら有名な者が多い

【神徳学院高校 (しんとくがくいんこうこう)】
秀峰や白堂とは別の県に当たるが結構近くにある。寮を設置しており無駄に広い天下の名門高校で毎年全国から1000人以上が受験しに来るらしい。徹底した実力主義な高校であり、一度でも赤点を取ると退学にすらなりうる程である。しかし非常に変わった所として欠席日数の採点が無く、相応の結果を出せるなら授業をサボり放題に出来る。高校野球の四強の1つだが他の部活の実力もかなり高い部類に入るが野球部は地区予選19連覇、夏の全国大会を2連覇の記録を持ち四強の中では最強クラスとも言われている。その為か変わり者が多く、平均成績が異常な程高い。ちなみに学校は共学だが女子は200人(男子は800人)で女子と完全に別々に授業しているので野球部を筆頭に美人に飢えている者が多いとか

【スターダスト (すたーだすと)】
世界的に有名なスポーツメーカーの会社で、社長は黒川雅人の父親で、次期社長候補は黒川直樹。流れ星の様なマークが特徴。多少値段は高いものの、安全性、品質、扱いやすさと非常にバランスが良く、プロ選手を含めて大人気である。ちなみに秀峰ではその息子の雅人、他には伊勢、瀬川が使用している。

【豊海高校 (とよみこうこう)】
秀峰、白堂とは電車で行ける程の近さだが、意外と遠い。秀峰や白堂とは違い、何故か辺りがド田舎で、緑ばっかりであり、トンネルを潜ると、何故か都会になる(トンネル先が秀峰や白堂の区域なので実は別の県になる)。設立から非常に経っており、校舎も数十年前に改装したらしいが、とにかくボロい。特に優れた事もなく、普通の高校であるが、実は定時制もある。

【白堂学院高校 (はくどうがくいんこうこう)】
野球部が強豪で甲子園出場数はかなり多い。公立の割には内部がかなり綺麗で広いがそれ相応の学力が必要とし、西崎の話からするとレベルは高い様子。野球部は名門高並みに設備が良く、2軍まである。しかし野球部の強さに反して他はそうでも無いので野球部ばかり優遇される事に不満を抱く者も少なく無い。そして野球部員は礼儀がなってない者が多い事はある意味有名である

【ブルーオーシャンズ (ぶるーおーしゃんず)】
秀峰付近の草野球チームであり、全国屈指の実力を誇るキングポセイドンズが肥大化しすぎた為に組織維持の問題で分離をやむなくされた実質ブルーオーシャンズの2軍チーム。

しかし内部分離は互いの了承の上なので、キングポセイドンズとの交流は今も続いている。

あくまでキングポセイドンズの2軍組織だが、一部ではキングポセイドンズ級、あるいはそれ以上の実力を持つ者もおり、現にブルーオーシャンズからプロテストで合格した者もいる。

平均年齢は大体20代で組まれている。

ちなみに現ブルーオーシャンズのキャプテン、及び責任者は杉崎。

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