小説辞典

【い】 1件

【異端審問委員会 (いたんしんもんいいんかい)】
秀峰高校に昔から伝えられている変わった風習の1つ。


秀峰ではクリスマス、バレンタインデー、ホワイトデーの様な一大イベントでカップルと過ごせなかった不遇な者達が一致団結し、優遇な者達に天罰(と言う名のちょっかい)を下し、これには生徒会ですら干渉不可能な絶大な力がある。


メンバーは秀峰全体の不遇な者達が対象で、条件を満たした上で自身が異端審問委員会に“入っている”と自覚していればメンバーに入っている事になるので、メンバーは非常に多い。


ただし、メンバーは暗黙の了承として天罰は負傷しない程度であり、負傷した場合は生徒会から厳しく処理され、異端審問委員会の制度は適用されない…が、逆に負傷しなければ泡を吹いて気絶しようが、ぶっ飛ばされようが全部OK。


ただし原則として一人に対して一発だけの制約もある。



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