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□大晦日
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「はぁ。今日で今年も終わりですね」
「本当だね」
「なんかろくな事なかったような……」
「なんです?ボンゴレ。折角の雰囲気が台無しです」
「本当にね」
「雰囲気って…つーか、何?この状況!?」
「何って、僕と雲雀君とボンゴレの3人で炬燵に入って蜜柑食べながらテレビみてるとこですよ」
「いや!さらっと言われても、どうみたっておかしいだろ!!!大体、雲雀さん群れるの嫌なんじゃなかったですか!?」
「僕の好みは、僕が決める」
「……」
「だそうです。あ、ボンゴレ大変です!?」
「な…今度はなに??」
「年越し蕎麦がありません!!」
「いや。なくても別にいいんじゃ……」
「なに、言ってるんですか!!日本人は大晦日に蕎麦を食べないと年が越せないのでしょう!!!」
「そう言うわけじゃないと思う。つーか、お前。イタリアからの帰国子女なんだろ」
「あわわ…大変です。どうしましょう!?雲雀君」
「聞けよ!雲雀さんに頼んだって……今からだったら出前も無理だろうし……」
トゥルルル…ガチャ。
「蕎麦3人前。即行で、でないと咬み殺す」
チン。
「3分以内で来るって」
「わーぁい。さすが風紀委員長ですね」
「まぁね」
「……雲雀さん凄げぇ」
ピンポン
「早!?」
「沢田とってきて」
「ボンゴレ。いってらしゃいv」
「……はい」
パタパタ…パタ…
「あ、お帰りなさい」
「……」
「どうかしましたか?」
「蕎麦代いらないし器も返さなくて良いって、即行で帰っていきました」
「風紀委員だからね」
「わぁ。凄いですね」
(…風紀委員って!?)
「それよりボンゴレ。お蕎麦です。お蕎麦」
「はいはい。(もう、あきらめた)」
カタカタ
「では、いただきますv」
「……」
「………いただきます」
ズルズル
「あ、そう言えば蕎麦アレルギーの人って年越しはどうするんでしょう?」
「饂飩とかを食べるとか?」
「どうでも良いけど、管理人の従兄弟は夏の残りのそうめんを代わりに食べるらしいよ」
「本当どうでも良いですけど、寒くないですか?」
「いや、温かいにゅうめんにして食べると思うよ」
「あ、僕それ結構好きです。ちょっと太いやつも美味しいですよね」
「わお。太いヤツって卑猥だね」
「ちょ!?雲雀さん!!変換間違ってます!!!!」
「?あれって、名前が違うんですよね」
「…(さすが天然)まぁね。太くなると違うと名前が変わるらしいよ」
「原料は同じなのにですか?」
「規定の太さがあるみたいだ」
「なんか、ややっこしいですね。日本文化って」
「(お前が言うな!!!)」
「どうかしました?ボンゴレ」
「……はぁ…はぁ……なんでもないです」
「わお。可笑しな子だね」
「まったくですね」
「(お前らに言われたくない!!(でも恐くて言えない))」
「あ、もうすぐですよ」
「本当だね」
「……(疲れた(半泣))」
ピッピッ……カチ。
「「「新年明けまして、おめでとうございます」」」
「蕎麦も食べたし、あいさつも済みました。無事、年を越せましたね。」
「そうですね……(おもいっきり疲れたけど…)」
「では、初詣に行きますか」
「へ!?」
「さぁさぁ、準備して下さい」
「え!?今から!?!?(もう十分疲れてるんけど)」
「わざわざ、群れてるヤツのいる所に行くのかい?」
「そうですよ。今から行っても人ごみが凄くて大変なだけだって!!」
「え〜。では、これからどうするんですか?」
「そうだね。姫初めでも……」
「わぁ!!!!!!!」
「姫?なんですそれ?」
「手取り足取り教えてあげるよ」
「ちょ、ちょっと雲雀さん!!!」
「なんだい?沢田。」
「そういうのは、せめて俺がいないところで!!!」
「別に僕は3ぴ…」
「あわわわ……。さあ、骸。初詣に行こう。今すぐ行こう」
「?どうしたのです。ボンゴレ??」
「さぁ、雲雀さんも行きますよ」
「まぁ、帰ってから……」
「し・ま・せ・ん」
「ボンゴレ。ハイパーモードになりかけてますよ」
「さっさと行こうね(黒笑顔)」
「はっはい。では、行きますか。雲雀君」
「しかたないね」
「……(疲れた)」

「では、最後に皆様に」
「「「今年はお世話になりました。どうぞ来年もよろしくお願いします」」」
「ではでは、良いお年を〜v」

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年越し駄文。
3人でのんびり年越してたらいいな。
きっとこの後、初詣で獄きゅんや山本とかお兄さん達に会うんだろうな。
来年も騒がしくて楽しい1年だったら良いな。




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