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□恋っぽいことしようじゃないですか
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「はあ!?」
「だから、恋っぽいことしようじゃないですか」
いきなり、目の前に現れた彼女は悠然と微笑みながら、先ほどのセリフを繰り返した。
「ごめん!!話の脈絡がさっぱりわからない!」
「だって貴方は、僕の大切な場所に触れたじゃないですか…」
「ぶっっっ…!?お、おまえ…なんの言いがかりをっ!!」
「否……確かに、触れました」
「え?」
彼女は、無邪気なような、邪悪なような、不思議な笑みを浮かべ…
「貴方は確かに、僕の六道眼(ひとみ)に触れました」
スッと紅い瞳を指差した。
「えっええ!?」
「クフフフ…」
たっ確かに、黒燿センターの時触れました!!けど…あれは、浄化の為で……
「そっそれで…要するに復讐に来たとか……?」
まさか…と、震えながら問うと、
「クフ?何故に?」
「え?だって、大切な場所に触れたとか……」
「クフフフ…そう言う意味ではないです」
「……へ?」
「ですから……」
悠然と微笑みながら彼女は近づき…
次に来るであろう衝撃に思わず目を閉じ構えた俺に……
「……へ?」
予想していた衝撃は…何もなかった。
ただ、唇にやわらかな……
「ん…んんぅ……」
……えっ!?何?どういうこと?
パニクってると、そのまま押し倒された。
足掻いても、女の子とは言え、全体重を掛けて馬乗りにされた状態では、振りほどくことは出来なかった。
そんな俺の様子を、彼女は楽しそうに見下ろしている。
「……どいう、つもりだ?」
「クフフフ…何度も言ってるいるじゃないですか?」
「んんっ…!?」
再び唇が重ねられた。
彼女の舌が、口の中に滑り込んでくる。
長い舌が、俺の舌を絡め取る。
「ん…んふぅ……んぁ……」
「んっ!んん……!?んんっ!!」
有無を言わさず、彼女の唾液が流し込まれる。
彼女の吐息が溶けた蜜のように、ひどく熱くて、甘い。
彼女もまた、俺の唾液を啜り上げる。
たっぷりと時間をかけて味わい、ようやく唇を離す。
絡まる舌が唾液の糸を引きながら、名残惜しげに解ける。
「ぷはぁっ…!なっなな……」
慌てふためく俺に満足げに、
「さぁ、恋っぽいことしようじゃないですか」
極上の笑みを浮かべた。


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竜恋パロってみたり(笑)
女体骸と綱です。
ちょっと色々かえてあるけど、本編でわ、この後エロに……
エロは書こうか悩み中です(笑)



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