リクエスト館

―‥・+夏の楽しみ+・‥―
2ページ/12ページ



「アスラン君も手伝ってちょうだいよ〜!キラこの浴衣やだって言うのよ」

゙こんなに可愛いのにね〜"と浴衣に言うカリダ。
キラも負けじとそういう問題じゃない!と言うように抵抗する。

そんな光景を唖然としたように見ていたアスランだが、なかなかキリがないそれにどうしたものかと考える。

視線を浴衣からキラに移すと、その大きなアメジストを涙目にして訴えかけてくる。


アスランだって、同じ男としてあんな女物絶対嫌なキラの気持ちもわかる。

しかし、キラの浴衣姿をみたいのも事実で。

「(だいたい、俺もう着ちゃったし……)」


ふぅ、と息をはいて、まだもめている2人に近づく。

「キラ、着てくれない?」

「買Aスラっ!?」

キラは信じられないとアスランをみた。

「だって、俺だけ浴衣で出歩くの?」
「ゔっ…」
「そぅよぉ!お祭りまで時間もないし」

゙キラ〜"と2人に詰め寄られ、ついに抵抗すら出来なくなってしまった。

「着てくれたら、綿菓子もチョコバナナも買ってやるから」

゙な?"と説得され、食べ物につられ、キラはとうとう決意した。

次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ