Request novel
□海に行こう!!
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「ねぇ、2人とも、何でああなったか理解してる?」
そのキラの笑顔は凶悪なまでに清々しい笑顔だった。
キラのその笑顔を見た2人はその笑顔をする時のキラが恐ろしい事を骨身に沁みるほど知っているので首売り人形の如くうなずいた。
「だったら、彼女達に謝ってね?」
と言い残し、ラクスと共に去って行った。
いったい自分達は彼女達に何をしてその逆鱗に触れたのだろう?
と、始めから思い出す事にした。
あれはいつもの如く、カガリの思い付きがきっかけだった様な気がする。この海に皆で来るのは昨日、カガリが海の家のCMを観ていた時にさかのぼる。