The oath of the star

□結婚騒動!!
1ページ/5ページ


 C.E.79 ナチュラル、コーディネイターとの争いから2度の戦争が終戦を迎え既に5年が経とうとしていた。






 世界は戦争の傷跡から対直り、新たな時代を踏み出そうとしていた。戦火の中心ともいえる場に遭ったプラントも、終戦後迎えた新たな指導者の下、立ち直りつつあった。

 しかしそんな中前大戦の折、敵対関係にあったオーブと再び、プラントとオーブに国際的な騒動が持ち込まれる事となった。

 だが渦中の人物は自分の事と言うのに、関心を示さず、周りを巻き込んだ騒動となったのである。それはプラント最高評議会議長ラクス・クラインの結婚問題であった。

 







 5年前、ラクス・クラインの婚約者と目されていた人物アスラン・ザラとの婚約は、前大戦の折、既に破棄されており、ラクス・クラインの傍にはFREEDOMのパイロットがいた。それは、停戦後評議会に召還した際にもたらされた驚愕的な事実である。
 



 前議長のギルバート・デュランダルはラクス・クラインの傍に、キラ・ヤマトがいる事を知っていた。その上で、偽者を作り上げ、デスティニープランを施行しようとしていたのである。プランの象徴的存在として、婚姻統制により選ばれた、理想的な存在。前大戦の英雄とプラントの歌姫。プロパガンダとしては最高の存在である。






 しかし、彼等は出会ってしまった。





 キラ・ヤマトと。















次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ