〜Short Stories〜

□桂ヒナギクの幸福
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二人はサメの入っている水槽の前にいた
数種類のサメが泳いでいる



「わ〜、スゴい…」



ヒナギクは水槽に顔を近づける
すると、サメがヒナギクの方へ突進した



「きゃあ!」



ヒナギクはサメが水槽の中にいるにも関わらず、その迫力にひるんだ
しかも、その拍子でハヤテに抱きついた
その肩は震えている



「ははははは…ヒナギクさん?サメは水槽の中なんですよ?」



「分かってるわよ!でも…本当に怖かったんだから!」



ハヤテは笑いをこらえている
しかし、あまり隠しきれていないが…
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