宝物置き場
□湯が奏でる平和
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ざば〜
風呂のお湯が流れていく。
浄「あ〜気持ちいい」
八「そうですね。疲れがとれますよ」
浄「俺ら戦いっぱなしだもんな」
八「まあ慣れましたけどね」
浄「確かにな。妖怪どもと戦うのも運動の一つみたいな?」
八「あはは。でも僕未だに疲れるんですよね」
浄「おい、それって」
八「あの二人が喧嘩しなかったらこんなに疲れないでしょうに」
浄「うるせえ!」
八「誰も悟浄と悟空の事だとは言ってないですよ」
浄「今言ったじゃねえか」
八「僕、素直ですから。嘘がつけなくて」
浄「こんにゃろ!」
八「怒らないでくださいよ。温泉センターに来て風呂に浸かっている時ぐらい幸せな気持ちで居たいじゃないですか」
浄「そうだな」
ポチャン
八「はあ」
浄「珍しいな」
八「何がですか?」
浄「潜ったじゃんか」
八「顔だけですがね」
浄「ってお前オールバックかよ」
八「こっちに珍しがったのかと思ったんですが」
浄「驚いた。ってかいつもの見慣れてるからその髪型合わねえ」
八「そうですか。じゃあ戻しますけど」
浄「あっ!」
八「なんですか?」
浄「さっきのに戻せ!」
八「どうせ笑い物にするんでしょ?」
浄「・・・」
八「そんな事させるんですか?」
浄「・・・(逃)」
八「無視ですか?」
浄「ノーコメントってやつ」
八「ならそう言ってくださいね(笑)」
浄「はい・・・(怖)」