妖怪怪奇浪漫

□第一話
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「とりあえず、その四次元リュックサック(俺命名)は置いていきなさい」

「え? 護身用に必要じゃない?」

「いや、必要ない。護身用なら、俺の木刀で十二分だから」

「ちぇー」

ユキは、渋々と四次元リュックサックを地面に下ろした。

「すっごい高かったのに……」

「それ販売してんのかよ!?」

そんな話をしながら、レンとユキは森に入っていった。

しかし、レンとユキは気付いていなかった。



木刀しか持っていない事を。
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